電力量計についての情報。電力量計の構造と原理について掲載。また、電力量計の主要メーカーである三菱電機や富士電機、東芝など、各メーカーでの価格や検定制度についての情報なども掲載しています。
電力量計は、電力量Wh(ワット時)=電力P(W)×時間t(時間)という公式が基本の考えです。例えば1秒間に500Wの仕事をなす電力が1時間仕事すると500W×1時間=500Wh、30分間では250Wh、4時間では2000Whとなります。電力量計の種類は、電力の量を計測する電力量計と無効電力の量を計測する無効電力量計に大別され、一般の住宅には電力量計のみが取り付けられています。計量機構からは、約100年の歴史をもつ誘導形電力量計と、多様化する電気料金メニューに対応する電子式電力量計があります。種類としては、誘導形電力量計と電子式電力量計があります。さらに、配電方式による分類は、日本では単相2線式、単相3線式、三相3線式に分けられ、大電流の計量では変流器付きが高圧・特別高圧の計量では変成器付きが用いられています。最初の電力量計らしき物は、1872年に電流の通っていた時間を積算する計器が発明されています。この計は、回路に流れる電流を水の量として計り、負荷電流量の積を計測する計器が開発されました。原理・構造としては、計器内部において電流・電圧に位相差を設けるようにされています。
電力量計を製造しているメーカーとしては、三菱電機、富士電機、東芝などがあります。専門的な構造だけにその原理を利用して製造するためには、高度な技術を要します。ある意味独占的な製品であるといえるでしょう。各メーカーからは様々な電力量計が販売されていますが、正規の価格等の情報は各メーカーのホームページから見積もりするしか知る方法はないでしょう。オークションに出品されているものもあるので、参考にしてみるといいかもしれません。また、各メーカーでカタログなども用意されているので、こちらも参考にしてください。
電力量計を電力の取引に用いるためには、日本電気計器検定所(JEMIC)の検定に合格したことを証明するマークが必要となります。検定に合格したことを証明するマークには有効期限の表示があり、これを過ぎたものの使用は計量法違反となってしまうので注意が必要です。つまり、証明用電気計器は検定を受けなければ使用できないのです。電力量計の場合、封印ネジに検定票が取り付けられているので、一度確認しておくとよいでしょう。